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Quest #014

  • debo-nair
  • 2014年9月12日
  • 読了時間: 7分

スタジオジブリ作品について

ジブリの作品でやっぱり一番好きなのは「天空の城ラピュタ」だろうか。 中学生の頃に初めて見て虜になって、何回繰り返し見たのか覚えてない。三桁はいってないかもしれないけど、50回は超えてると思う。ほら基本ヲタクなのでw

大人になって見てもやっぱりグッとくるものがある。 すり抜けながらかっさらえ~!シータアアアア!パズーーーーーッッ!の下りはたまりませぬ。しかもそれがクライマックスじゃないところが凄いよね。起承転結の承にこのクオリティがあるのが凄い。

冒険活劇でありながら、宮崎作品の根底にある「自然愛」みたいなのがありありと流れててそこも魅力。もののけ姫も凄くいい作品だと思うけど、露骨すぎて傲慢に見える。 シータのセリフ

「土から離れては生きられないのよ!」

が大きなメッセージかな。自分を見失った先に幸福はないよって感じで。自然でもあり自分自身でもあり、周囲の環境に置き換えることもできる。 ん~!深いセリフだ。

次に好きなのは「紅の豚」かな。 ナウシカも好きだし、もののけ姫もイイ!魔女宅もトトロも甲乙つけがたい!とは思うけど、敢えて紅の豚でw

だって男の子だしっ!

アドリア海の素晴らしい景色、自由に生きる男たち。華麗に空を舞う戦闘機。 悪ぶっているように見えて人がイイ登場人物にホッとする。そんな作品。加藤登紀子の歌がいいんだまたw!ジーナかっこいいw!

ただこのあたりから声優に変わった人が入るようになったよね。桂三枝とかw いやすんごいいい味だしてるし、一流の声優の仕事をしてくれてるんだけど。

このエンジンは当たりだぜ~!なぁ?カーチスなんじゃ目じゃないわなー!

と叫ぶシーンが大好きですw

ただここで成功を収めてしまったことで、声優以外の人がジブリ作品で声を担当するようになったのかなと思うと複雑な気分。もののけ姫の石田ゆり子はよかったけどね!綺麗だし、声に清潔感がある。たとたどしいのも役にあってた。

声優で言えばやっぱり倍賞千恵子とキムタクのハウルはなかったんじゃないかなぁ。倍賞さんはすごく上手だったけど、やっぱり若さに限界があったと思う。ま、誰がやってもどちらかに無理が生じたからベストではなくてベターだったのかもしれないけど。 キムタクはなぁw

所詮キムタクだからw

どこを切ってもキムタク飴。声にしたって、演技をさせたって。それはそれで凄いことなんだけどね。キムタクというブランドがぶれてないってことだし。でもハウルをキムタクにしてしまう必要があるのかどうか。

まぁキザな優男ということで言えば良いんだろうけど、ハウルは宮崎さんが描いたことのあまりない「男の闇」を抱えたキャラだからね。 軽快で甘さを感じさせる声である必要があったのかな。俺はそうじゃない方が良かったように思う。ま、こっちはバッドではないけど、グッドでもないというところか。賛否ありそうだけどw 物語のラストの

ソフィーの髪、星の光に染まってるね!

ハウル、大好き!

だったかなw ここがもうラピュタと比べるべくもないw何その腐れたセリフ!大好きって言っちゃう?他に表現なかったんかいw

シータのパズーを抱きしめながら「あぁ…」の嘆息の方がよほど多くを語ってるぞ。 言葉にしたら伝わるものが言葉に制限されてまうねん!セリフ長さが微妙でテンポが悪いし!

ま、これは原作の引用なんかどうかしらんけどw

ハウルのラストは酷い出来やと思うわ。個人的には。

ポニョ、トトロ、魔女宅、ぽんぽこ、千と千尋、おもひでぽろぽろ、海が聞こえる。 これらについては多くは語らない。でもどれも全部名作。すんごい好きw 良くもまぁこれだけのクオリティを作り上げれるなぁと感動すら覚える。正に黄金時代だよね。

となりの山田くんは見てないけどw

敢えて書きたいのはナウシカともののけ姫。 両方とも素晴らしい名作だけど、共通項がある。敵役にものすごく魅力のあるヒロインがいるということ。 ジブリ作品と言えるのかどうかわからないけど、未来少年コナンにもモンスリーって素敵な敵役ヒロインがいたね。ダイス船長と結婚するのが微笑ましいw

ナウシカのクシャナ。もののけ姫のエボシ。 ナウシカのクシャナはもう私の好みドストライクなのですよ。25歳wトルメキアの白い魔女! エヴァの庵野監督がクシャナの物語を描くことが許されたとかどうとか言ってるけど、7:3で見たくないかなw庵野さんの作品って面白いけど、難解さを売りにしてる感じで傲慢に見える。伝えたいことはわかりやすく明確に!でもどんだけ突き詰めても終わりのない深いテーマで!みたいな

裸の脳内をさらけ出す男気

みたいなのがないんだよね。

脳内さらけ出して「笑いたければ笑えよ!俺はこれが言いたいんだ!」みたいな勇気?がいまいち感じられない。自分を自分以上には見せられるものでもないし、見せたところで意味がないのに。

まぁ謎と軽快なテンポで物語全体を包む技巧は素晴らしいけどね。エヴァンゲリオンカッコいいし。ナディア可愛いし。くびれ最高!(ソコカヨw

ナウシカで言えばナウシカ16歳、ユパ45歳はちょっと厳しいかなwと思う。大人すぎるだろw まぁそんなに長く生きられない世界観だし、こんなもんか?

現代の飽食した日本人の年齢感覚ではないわな。戦国の人生50年~の頃の感覚のが近いか。それで言えば納得感はある。

エボシはね。もう田中裕子がカッコいいの。

この人の声って圧倒的な存在感ね。そして田中裕子自体がキムタクほどブランド確立してないので、いろんな人物に染まることが出来る。役ごとに存在感が出せるって凄いことだと思う。 沢田研二の奥さんだっけ?俺が小学校くらいで隆盛を極めてたアイドルだけど、いまや誰それ状態。奥さんの田中裕子は24の瞳で主演したり、女優や声優としてまだまだちょこちょこ出てる。サントリーオールドだっけ?かのCMでみた田中裕子の柔らかな美しさがたまらんとですよ。 24の瞳は黒木瞳主演でリメイクされたけど、田中裕子さんの存在感と演技の前ではタカラジェンヌも全然だったなぁ。 まぁ俺の価値観だけどw

エボシの話というより田中裕子談になっててわけがわからないw熟女好きかw! いや、たんに田中裕子ファンなだけじゃいw!

閑話休題。

もののけ姫は作品としては中の上か上の下かなと思う。テーマも深く、技巧も素晴らしい。世界観も秀逸で絵は世界最高といっても過言ではない。 ランクを下げているのは宮崎さんの傲慢さが色になってしまったように感じるから。

自然破壊、自然と共存できない我々の愚かさ、絶望がどうにもにじみ出ちゃってて鼻につくというか。

問題意識はいい。絶望もいい。私も自然環境学の学徒なので共感するところは多い。でもそれを「これがテーマだ!」って押し付けていいのかな?

愚かだけど不器用に懸命にいきてまっせw悪い人たちばっかじゃないよw

みたいな描き方をした方がなんとなく男気を感じる気がする。まぁ言うは易し、行うは難しだけどw ナウシカ・ラピュタ以来の血の匂いがする世界観だけに惜しかったかなぁ。大好きな作品だけど。

ゲド戦記、アリエッティ、コクリコ坂についてはあまり良いことが書けないので述べるのをやめておく。 コクリコ坂は悪くなかった。アリエッティも。ゲド戦記は…まぁ、将来性を感じないわけでもなかった、くらいだけどw ゲド戦記の歌の人がコクリコ坂でも歌ってるね。特徴的な声。

ジブリの個性的な歌声といえば、やっぱり安田成美だと思うんだけどねw 優れた女優であり木梨則武の奥さんであり~の安田成美だけど、たしかデビューはナウシカのテーマソングの歌手だよね。風の谷の~♪って。

素晴らしい声だったけど、破滅的に音程がずれててw音痴やねん。声に透明感はあったけどw 歌番組で歌ってるのを聞いて目玉が3cmくらい飛び出たもんな。宮崎さんムゴイw

でも音痴、下手くそと切り捨てることはできるけど、あの不安定さと存在感と透明感のある歌声がナウシカを推したのは確かだから、宮崎マジックなのかもしれないな。

んで最後に風立ちぬ。 これについては明るくかけないので、今日は書かないw毒吐きはまた後日。

とりあえず今日はこの辺で。


 
 
 

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