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Quest #007

  • debo-nair
  • 2014年8月28日
  • 読了時間: 5分

懐かしのゲームを振り返る vol.2

さて、昨日書いた内容の続編である。 このブログ初めて以来、初のシリーズもの。ネタに困ってないで、最初っからシリーズもので行けばよかった。

デボ視点からもっとも魅力的な女性のラインシリーズ、とか。

想像しただけで胸がドキドキ気もそぞろ。呼吸は浅く早くなりまばたきの回数が増えてくる。完全にビョーキである。とっとと病院にいかねば。

閑話休題。

私のゲーム歴を語る上で欠かせない懐かしのゲームのシリーズが2つある。 ウィザードリィと三国志だ。

ウィザードリィはかつてはドラクエ、FF、ウルティマと並んで4大RPGと称されたこともある名作中の名作だ。

今やこんな呼ばれ方をしたことを知る人も希少だと思うがw

そもそもはPC版で販売され、ファミコンに移植されるに当たり末弥純氏にキャラクターデザインを一新し、一気にブレイクを果たした。 末弥氏の画力たるや凄まじく、PC版のモンスターとファミコン版のモンスターを比較すると、思わず笑ってしまうほどの変換っぷりだ。 末弥氏のデザインがなければ、その後のWIZの隆盛はなかったと言えるのではないだろうか。

末弥氏について語りだすとちょっとゲームの話と離れてしまいそうなので、残念ながらこれは置いておく。

WIZの魅力と言えば、なんといっても自由度の高さ。 というかストーリーとかそういった類のものが一切ないw!厳然たる設定と文字だけで表示されたステータスとダンジョンだけ。キャラクターのグラフィックさえない。 ファミコンの頃のWIZと言えば男女の別もなかった。ゆとり世代の若者からすれば「それのどこが面白いの?」と言われるに間違いない。

まぁ実際ゆとり世代じゃなくともあの魅力に気づけずにやめた方は無数にいたと思いますけどねw

冒険者はただひたすらダンジョンを探索し、魔物を駆逐し、お宝を収集する。 ストーリーは脳内で補完するしかない。

これにハマった。

妄想癖のある私にとってドストライクと言えるのかもしれない。 勝手に脳内でストーリーを組み立て、ひたすらキャラクターを育成する。強くなりすぎたキャラを師匠役に設定し、次世代のキャラクターを育てる。 この次世代キャラクターがある程度育てば、師匠役のキャラを2名だけで最下層に突入させ、程よく全滅w

次世代キャラでの救出劇を試みる。 ダンジョンは最大で6名PTであるため、救助のことを思えば4~5名で最下層に挑まねばならない。次世代はそこまで強くないため、なかなかのスリルが味わえれる。

ショートカットを可能とするアイテムの使用を封印し、あくまで正攻法での探索を課した場合、歩み慣れたダンジョンが凶悪な魔窟を化す。 しかも放置した死体キャラ(師匠w!)は長時間放置するとアイテムだけでなく、キャラクターさえロスト(完全なる死)してしまい、蘇生できなくなってしまうのだ!

どうこのハードボイルド設定w ぬる~いお助け設定ありきのRPGでは味わえない興奮。そもそもウサギに不意打ちくらって前衛の戦士が一撃死するゲームってほかにあるのかw? 毒を受けて一歩進むごとに減っていくHP。出口は見えているのにそこまでたどり着けない悲壮感。

ああ、素晴らしきかなウィザードリィw!

完全に長くなってしまったw ドラクエやFFを語っている時と比べ、WIZだけ異様に長いw いくらでも話せてしまうけれど、ブログという形態をとっている以上ここらで話を変えるとしよう。うむ、残念w! もしWIZに興味のある方はM・吉田さんのウィザードリィピュアプレイ日記というのをググってみてくれたまい。WIZの切なさなどが面白おかしく綴られているので^^

さて、WIZの次に今回語らねばならないもう一つのゲームが三国志(光栄)である。

三国志を初めてやったのは中学1年の夏ではなかったかな。 大学に行っていた長兄がファミコンと合わせて持って帰ってきたのが三国志だった。7歳も離れているのであまり一緒に遊んだ記憶はないのだけれど、その時兄貴がどういうつもりか

一緒にやってみるか?

と誘ってくれたのがきっかけだった。 三国志演義さえ読んだことがない当時の私は、兄のいうままに曹操を選択し、ほどなくして董卓に攻め殺された。 何がどうしてそうなるのかw!?それさえわからぬままの敗戦。 悔しいと思うよりもまず事態が把握できていない混乱の方が大きかった。

その時兄が差し出したのが柴田錬三郎著の「英雄ここにあり」全3巻約1500ページ。 独特の文調で書かれたそれは非常に読みづらかったけれど、兄の「これ読んだらそのゲームが3倍はおもろなるで」の一言に負けた。食い入るように読んだ。そしてハマったw

漢文を崩したような文調にも柔軟に対応し、ゲームで名前だけ見ていた英雄たちの活躍劇が鮮明に脳内に描かれていく感動。 ある時は劉備となり五虎将軍を従えて大陸を制覇し、ある時は西涼の馬謄を蒙古軍よろしく操って中原を荒らしまわった。孫策と周瑜を軸に呉国を建て直し、項羽よろしく天下に覇を成したこともある。

自分自身の中で設定を変え、遊びつくした最初のシミュレーションゲームが三国志だった。

このゲームへの没頭は意外な面で私に影響を与えた。

成績が驚くほど伸びたのだw 歴史に興味を持ち、読書に抵抗がなくなったのが大きかったのだと思う。

もし三国志がなければその後の私の学歴はなかったかもしれないw そういう意味では人生を変えたゲームなのかもしれないねぇ(大げさ

以上のようなタイトルが私のゲームの歴史の序盤を彩る名作です。 どれもこれもが素晴らしい作品だと思う。今やったら不親切設計極まりないだろうけどw

次回は私が最も好きなゲームたちをいくつか紹介したいと思います。 今回も相当長文になってしまったけれど、このシリーズはまだもう少しひっぱるのだw

とりあえず今日はこの辺で。


 
 
 

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