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Quest #005

  • debo-nair
  • 2014年8月17日
  • 読了時間: 3分

イラストを描く

物心つくかどうかの頃から絵は好きでした。そして負けず嫌いだったw

友達が上手い絵を描けば、自分も負けないように絵を描いた。絵画だろうが落書きだろうが、自分のイラストが秀でていると誰よりも自分自身が思いたかったので、おそらく年間300日以上は絵を描く生活が十数年続いたと思う。

好きこそものの~とは言うけれど、実際好きなことを続けられることが才能なんだろうと思う。

能力的なもので言えば、私より手先が器用で、イラストのセンスがあり、感性が鋭い人はゴマンといるだろう。

身近にもいたはず。

でもそんな中でも絵を好きで描き続けられるように育ててくれた家族や周りの人に感謝したい。

ま、それだけ描いてきても、この程度にしか描けないんだけどねw

正直かわいい子供ではなかったと思う。間違いなく身の程知らずでもあっただろう。

少年ジャンプを読み、北斗の拳の絵を見て、なぜ自分にこのように描けないのか。この人間のバランスを自分のデッサンに活かすにはどうすればいいのか。なんて悩む小学生はそうはいないw

トレースから始まり、模写、そしてエッセンスを自分の絵に取り込んでいった。

その時に影響を受けたコミックやらイラストやらが、その時々のイラストに如実に表れているから面白い。中学か高校の頃には、ほとんどのコミック作家の絵より、自分のイラストの方が優れていると自惚れていた。ストーリーを描いていく能力には天と地ほどの隔たりがもちろんあったので、見下していたつもりはないんですけどね。

スラムダンクの井上さんも、同書の初期は大した画力ではなかった。

まぁカメレオンジェイルの頃の方が絵的には優れていたので、読みやすく親しみやすいように画力を落としていたのかもしれないけど。

現在の井上さんの画力はコミック界でも抜きんでていると思う。素晴らしい。

ここ十数年でいかに彼が濃密な時間を絵に費やしてきたかがうかがい知れる。

現在の私のイラストは、DQXでの友人たちをモデルにしているから、どうしても鳥山明さんの影響を受ける。言うまでもなく鳥山明さんのデザイン力、画力、オリジナリティは次元を超えて素晴らしく、私なんかが評価できるものじゃない。

けれどもそれをあくまで参考にとどめ、自分のイラストを描けるだけの最低限のスキルは持っていると思う。それが喜ばれるかどうかはわからないけれど、俺のイラストはこれだよ、というイラストを描いていきたい。

大切な友人を描くのだから、もちろん相手には喜んでほしい。

でも喜ぶかどうか、嬉しいかどうかを決めるのは相手であって俺ではない。

嫌がられても残念に思われてもそれはそれ。素直に受け入れる。

結局俺は俺の想いを俺のタッチでイラストに起こすことしかできないし、鳥山明さんを完全コピーしたところでそこに俺のイラストはない。

ふむ。

なんかすごい理屈っぽいぞw イヤな奴だな俺w

まぁそれでも正直な気持ちを綴ったものだから、仕方がないか。理屈っぽく、堅苦しいのも俺の一面なんだろう。

とりあえず今日はこの辺で。


 
 
 

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